旅行中に新しい貨幣システムなどについて考えているうちにBasic Incomeに出会いました。
下記の項目は旅行中でBasic Incomeと各国の問題点について考えてみた記録です。

Basic Incomeとヘルシンキ
Basic Incomeと現代日本の問題意識
Universal Basic Incomeについて
ベーシックインカムの財源とオートメーション時代の税制(アメリカ)
働いていない人に再び働いてもらうには(オランダ)
ベーシックインカムが働かない人を増やすか(イラン・カナダ)
Swift Demandという試み
スイスの失敗に学ぼう(ベーシックインカム)

日本の問題解決の為のBasic Income

Universal Basic Incomeへの理想もあれど、ヨーロッパを旅行しているうちに欧州の各国はBasic Incomeを自国の問題解決に役立てようとしている意識があることがわかってきました。過去に経産省の若手が作った

不安な個人、立ちすくむ国家

というプレゼン資料を基にして、Basic Incomeが問題解決のためにどのように役立つのか、現在日本の社会的な制度的な問題とは何なのか考えてみたいと思います。Universal Basic Incomeの支持者にとっても、日本の問題をBasic Incomeを使って解決していくことを考えるのは初期段階のStepになり得る。そう考えています。現代の制度設計は1960年代の高度経済かつ工業化社会に設計された制度で、誰もが平成では終身雇用、20代前半の「昭和の人生すごろく」をコンプリートできない。大きな制度的な変化が必要なのかもしれません。

昭和の社会背景と社会制度
現在日本の本当の姿
雇用の問題
年金制度と定年について
健康保険制度について
母子家庭の貧困について
現役世代に冷たい社会
幸福度について
フェイクニュースの問題について
地方の問題について
Basic Incomeで解決できる問題
Basic Incomeを導入するまでのステップ