このページでは中国の旅行費用について経験を参考程度に説明します。
交通費
今回自分が旅行した時の交通費はこんな感じでした。列車のクラスなどによってある程度定額があり、それに繁忙期などいろいろな要素が加わり切符の値段が上がったりするようです。自分の場合は武漢から広州の間のチケットが取りにくく、高速鉄道よりは安いけど、普通の客車列車で一番高い軟臥を使うことになりました。
中国の鉄道で一番安いのは硬座で
硬座(硬い椅子)
軟座(軟らかい椅子)
硬臥(硬い寝台)
軟臥(軟らかい寝台)
とランクが上がるごとに値段が高くなります。
自分の場合、一番安かったのは上海南―蘇州の硬座で13.5元でした。
また、高速鉄道は1等、2等、無座というのがあり、2等しか使いませんでした。
基本的に全部駅の窓口で人民にまみれて切符を買うのですが、最近はこういう便利そうなのもあるみたいです。
広州からベトナム国境の町のピンシャン(凭祥;憑祥 )までは広州から280元でした。
憑祥までは広東省各地からバスが出ているようで澳門と境界を跨いですぐ反対側にある珠海から16:00のバスに乗れば230元で行くことができました。ただ、あまり夜の国境越えはしたくなかったので、広州発20時のバスでよかったと思います。
珠海から広州はバスで75元でしたが、ひょっとしたらこの値段なら高速鉄道に乗ってもよかったかもしれません。バスはガラガラでした。
憑祥へは広東省は広州、珠海、深圳から、広西は南寧、欽州 、そして国境の友誼関まで、そしてなぜか海南省の海口や三亜行き、福建行きのバスも出ているようでした。
「 凭祥 客運」とか、「凭祥 珠海 汽车客运」 とかで調べると、それなりに情報が出てくるかと思います。
宿泊費
宿代は武漢が一番高くついて230元くらいしました。これはユースホステルを発見できなかったため、ビジホに泊まったのが理由です。
他には上海が一泊75元、南京が50元、深圳は80元くらいだったと思います。中国でユースホステルを使うのには理由があって、1つは洋式トイレがあり、若い人が多めなためなのか、清潔なイメージがあります。あとは、英語がある程度通じるので、安心感もあります。
香港は160香港ドルで重慶マンションの、Paylessというところの部屋に泊まりました。もっと安く済ませる方法もあります。
詳しくはYHA Chinaのページをご参照ください。
食費及生活費
中国はインフレ気味のようで、食費生活費がまぁかかります。一番安い食事は1.6元で、肉まん(肉包 ルーパオ)を買って食べることです。良い食事をしようとすると、それなりにお金は飛びます。ビックマックセットは35元(600円くらい)、個人経営のお店のチンジャオロース飯は22元とか、チェーン店も35元とか50元とかしてしまう場合もあります。ジュースはだいたい3元から、コーヒー飲料は5元したりします。
時々ホステルで洗濯をすることができて、8元とかそのくらいで洗濯機が使えたりします。
経済事情
中国のインフレ率は2016年は2.8%で、上海の大卒の初任給は平均で月収4,800元(約10万円)くらいだそうです。