台湾

藥局口罩採購地圖が出回り、人々はマスクがどのくらい薬局にあるのか

地図上で一目で確認できるようになった。

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台湾は初期の中国からの検疫や入国の受け入れ停止やマスクの輸出停止も含めて、初期行動も大変早かったが、2月からは台湾がいち早く社会に情報を共有して、信頼関係を築いていく様子が見ることができた。

それと同時にマスクの購入には身分証が必要になり、日本のように店を回って在庫を買い占めるといったことは恐らくできなくなったと思われる。

これにより、マスクの買い占めの防止と見える化を達成した。

このマスク地図の立役者としてオードリー・タン(唐鳳)大臣の名前が挙がっている。彼女についてはいろいろなYoutubeやインターネット上にあるのでぜひ検索してみてほしい。

多様性は社会をより良くする

日本では竹本IT担当大臣が唐大臣と比較されてやり玉に挙がっていたが、日本に唐大臣がいない理由っていうのも少し考えるべきかと思った。

竹本大臣については、どういう姿勢が評価されて選ばれたのは気になるが、あえて横に置いておきたいと思う。

私個人としては、日本で唐鳳大臣が、19歳で起業できたのかといえば、インターネットがあればできたのかもなと思う。19歳で起業するだけの「自尊心」を持てるのかなというと、どうなんだろうなと疑問を抱いてしまう。

唐鳳大臣の両親についてある記事では

父親が理性派ならば、母親は感性派だ。とはいえ、正反対の考え方の持ち主の2人は同じ信念を持っている。それは、「子どもの探究心を押さえつけてはいけない」ということだ。唐鳳氏の母親の李雅卿氏は、「私は賢い子の育て方を知りません。しかし、子どもを愚か者に育てる方法なら知っています。親が子どもを馬鹿にし、無視し、意見を封じ込めればいいのです。そのように育てられた子どもは、もとがどんなに利口でも愚かな人間に育っていくでしょう」と話す。

https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-335254.html?page=3

という内容があり、イギリスのバージングループのリチャードブランソン氏やエアアジアのTony Fernandes氏と育ち方は似ているように思った。

子育てのことはよくわからないので一度ここでストップ…だけど、日本ではあまり聞かないなと思う育ち方だと思った。

そして、政府が彼女のような人に着目して、声をかけて大臣にし、働き方や価値観を含めて多様性を認め、一緒に仕事ができるのかということも考えなくてはいけない。自民党には「Liberal」を名乗る以上はそうした政党になってほしいと思っている。

最近、Twitter上ではジェンダーの問題に関する意見が盛んに飛び交っている。

個人的な考えでは真の意味の平等は誰でも性別に関係なく、要件(国籍とかは政府機関の場合いろいろあると思うので)に合えば、その能力を如何なく発揮できることだと考えている。

日本では女性を抑圧する問題もあれば、一方で真の平等とはかけ離れた、ただ男性に義務を負わせたいとか、攻撃したいという願望も渦巻いている。

LGBTについても本人たちが「どうしたいのか」という部分はそっちのけで「リベラル」を名乗る人たちに使われているという部分もあると思う。

唐鳳大臣はトランスジェンダーの生き方として

誰もが自らの決断として、自分自身の認識と社会に期待される役割の間で折り合いをつける。

どの部分を社会に適応させ、どの部分を自分の希望に基づき周囲を変化させるか一人ひとり尺度は異なる。

これは成長する過程であり、社会とうまくつきあっていく方法だ。

(ネット上のコミュニティで)欧州の人は私を女性だと認識し、アジアの友人は男性だと認識するような混乱が起きた。

そのため2005年にブログで『私を女性だと感じるのであれば問題ない。それに私は女性としてこの世界で生きていきたいと願っている』と書いた。

https://www.youtube.com/watch?v=C1Lb5tJXZ5Y

と語っていて興味深かった。

誰でも社会を限界なく変化させていけるわけではないので、私は日本で現在フェミニストやLGBTとして「活動」している人よりも、真の意味でフェミニストやLGBTとして「生きている人」の意見をもっと聞いてみたいと思った。

日本が本当の意味で「多様性」というものに向き合わなければ、次の時代に効果的な政策やより良い未来を実現する機会を逃してしまうかもしれないという危機感のようなものを抱かざるを得なかった。

その一方で、それと程遠い考えを本来「真の平等」を目指しているはずの人たちがやっていることを悲劇だと思う。

まぁとても変な話ではあるけれど、ジェンダー論についても台湾から学ぶことも多いのだろうなと感じた。

一方日本では…

中国人がマスクを大量に買い占め、防塵マスクまで市場からなくなり、

コロナウィルス関連ではなく、作業員や病院、花粉症の人までもが困った。

買い占めされたマスクの一部は、埼玉のとある民家でとんでもないことになっていた。