3日に中国武漢にいた台湾の邦人(いわゆる台商)、200人前後が中国東方航空に乗って帰国が叶う。(中国と台湾の間の交渉は常に難しい)

台湾疾管署(CDC)の指揮官、陳時中氏は会見で涙を浮かべ、台湾中からエールが飛んだ。

3日の23時40分に東方航空機は桃園空港に着陸すると0時20分に格納庫に進入し、格納庫の扉が閉じられ、検疫が実施される。

陳時中指揮官も一緒に格納庫の中に入り、24時間指揮にあたったらしい。

その後陸軍の化学兵群偵消という部隊も出動し、その後の工程の準備を開始した。

247人のうち3名に症状が出て、

1名が発熱、2人が呼吸器の症状が出たと伝えられた。

その後、台北と台中にあるそれぞれの隔離場所へ移動した。

感染を避けるため、全行程で一般旅客と交わることを許さず、ターミナルではなく、格納庫を使って検疫を含む帰国手続きを実施した。

参照:https://www.ettoday.net/news/20200204/1637259.htm

ちなみに陳時中指揮官は政治家ではなく歯医者出身の大臣で、衛生福利部長

部というのが省で、部長は大臣と考えればわかりやすい。

日本でいうと厚生労働大臣であり、日本でいうところの加藤 勝信氏のポジション