ムンバイ国際空港への行き方

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ムンバイを後にするべくムンバイ国際空港に向かった。国際空港は市街から離れている。

ちなみに宿からの出発時刻は午後6時30分だ。絶対に1時発の飛行機には間に合うはず!である。皆だいたいCST駅から電車に乗るが、私はホテル最寄りのMasjid駅から電車に乗った。

電車の地図はこんな感じだ。Airport Roadから空港までは何もできていない。

通常なら乗換が面倒くさいので、CTS駅の近くに宿泊している場合はGhatkoparを目指す。
そしてMumbai CentralChurch gateが最寄りの人はAndheriを目指す。
もしAndheri行きの列車がCTSMasjid(今回最寄りだったので)からあった場合は乗っても良いと思う。

そしてどの電車に乗るにしても、必ずモードが「Slow」の電車に乗った方が良い。Fastは危ないからである。それに乗客の民度がクソ以下な時があるのは否定できない。

 重い荷物を引きMasjid駅に向かう。駅で長い行列に並んで切符を買って電車に乗った時には730分になっていた。この時荷物がデカすぎるため電車のCST側にあるLuggage compartment(荷物室)というところに乗った。この時列車の行き先の確認を怠っており、途中のKurla駅までしかいかない電車に乗ってしまった。

要するに成田空港に行かなきゃいけないのに千葉止まりの総武線快速に乗りましたって感じだ。(解り辛いね)

とにかく、CSTから乗る時はこの電車はスルーして、SlowThaneDiva行きに乗ろう。

 電車は少しラッシュが始まったくらいだったが、 荷物室は空いていた。行商から帰るおじさんが段ボールなどを積み込んでいて、仲良く電車に落ち着く。6席しかない椅子を確保できてよかった。そしてもちろんドアは開けっぱなしで走っている。女性は基本的にラッシュは避けよう!

 そして約30分経過したころでKurla駅に到着し、「終点です。折り返します。」みたいな雰囲気になる。

そして隣のホームには目的のGhatkoparに停車するFastの電車が来ているので、そっちのホームに移動した。

 駅のホームに人でいっぱいになったFastの電車が来ると、電車の扉の近くに乗ってた人が降りる。そして時々スピードを緩めて停まろうとする電車から飛び降りる人もいる。やっぱりここはインドで民度が低いので、我先にとドアに押しかけて、乗っている人を引きづり降ろし、自分の場所を確保しようとする人も居る。

こんな感じ

隣にいるインド人に「Is it Indian daily life? Are you guys doing this every single day!?」と訊くと力なく笑いながら「Yeah」という答えが返ってきた。「Where are you going?」と聞いてくれたので、「Ghatkopar」と答えると「Why you waiting train here? You should go to platform No.1 and it is second stop from here」と教えてくれた。

Yep, Indian Railways never provide necessary information all time」というと大笑いしてくれた。

とりあえず1番線に行き、列車の両端にあるLuggage compartmentに乗り込む。(ちなみに2等)
そして
Slowの電車で2駅でGhatkoparに到着した。Ghatkoparでは露店が多く出ている通りに面した出口を出ると、ムンバイメトロの高架と駅、そしてなんと有難いことにエスカレーターが見える。

ちなみにここまでの運賃は10ルピーくらいで、どうでも良いようなお金だ。

そんでもって、ここの露店でベルトを100ルピーで買った。そして財布も購入した。

200ルピーを出費したが、あまり騙された感じが無かったのでよかった。

時刻は810分になり、ムンバイメトロの切符売り場に並んだ。空港最寄りのAirport roadまで20ルピーだった。そしてプラットフォームに上がると、近代的な地下鉄がそこに停まっていた。

あの辺の電車と違ってドアが閉まるのが一番の売りだ。そして運賃が若干高めだからか、乗客の質もまぁマシだった。そしてエアコンが涼しい。

メトロが出発する直前、別のメトロが入ってきて、そこから足早に、というか走ってIndian Railwayの駅に向かう通勤客が大勢出てきた。地下鉄駅とインド国鉄の駅は繋がっている。

メトロは高架で、そこからの風景はインド離れした近代的なビルやファストフードの店舗が連なっていたりといった感じだった。

そしてメトロは平和裏にAirport Road駅に到着した。

駅に到着し、階段を降りるとオートリキシャがいる。「Where you go?」と話しかけてくるので、「Airport 50ルピー」とこっちから交渉を開始する。「No 200ルピー」といつもの嘘つきふっかけが始まるがインド人ドライバーは基本的にMoney greedyLiarなので、空港の方向が書かれた標識を指さして、「Ok, I walk to Airport」というと、提示通り50ルピーになった。

オートリキシャから見る限り、歩くとかなり疲れる距離だし、歩けないとも言えそうな距離だった。なんと言っても暑い。

そして夜9時にリキシャは空港に到着した。リキシャが降ろしてくれたのは、やつが次の客を拾えるように到着ロビーの車止めだった。そして彼は次の客とも料金交渉で揉めていた。

ムンバイの政府は早く空港に繋がる交通手段を使ってやつらを干上がらせるべきだと思った。

ムンバイの空港はなんだかエノキっぽい柱が連なるデザインで、「菌を入れてキノコを育てる施設」みたいな印象だった。この時ストレスからか若干下痢気味で、空港の中にトイレが少ないため大変だった。

乗った飛行機はJet Airwaysでインド版全日空みたいな会社だ。チェックインのカウンターが1面しか用意されておらず、様々な行先を一緒にチェックインしているため、かなり並ぶ。飛行機は1時発だが、チェックインは10時40分に完了した。

チェックイン後、再度トイレに行って荷物検査と出国審査に向かう。

荷物検査では導線を検査場に向かって1列に設定してあるが、X線にかける荷物を準備するカウンターは導線に沿っていないと言った何かが抜けた頭で考えだされてシステムとなっている。

導線から離れて、荷物をカウンターに置いたり、ジャケットや携帯、パソコンをトレーに入れている間にインド人に割り込みをされたり、列に復帰するのを拒否されたりするので、自分の荷物だけ先に出てくる。

そして割り込みをしたインド人は、本人だけ先に出てきて、その後荷物を待つことになるといった誰も得しない状況が展開されるのだ。

とりあえず財布がものすごく心配だ。

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