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列車はラジャスターンの砂漠地帯を抜けて、グジャラート州の州都でモディ首相の出身地でもあるアメダバードに到着した。ちなみに現地だと「アフメダバード」の方がよく通じるようだ。他にインドの財閥であるタタグループの創始者やマハトマガンディもここグジャラート州で生まれたらしい。

 この州はゾロアスター教徒のパールシーが多く住み、タタもそのパールシーの財閥で、その他にも社会的に活躍する人が多く、教育や文化度は高いのだという。

 アメダバードも他のインドと同じように、駅前はなんだか混沌としている。ただしエスカレーターが駅についているインドでは珍しい駅だった。ただ、ここに将来インド初の政治新幹線が来るんだという点についてはなんだか実感が湧かないのが正直なところだった。

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