中国と言えば万里の頂上、グレートウォール!!
そしてインターネット上のGreat firewallである。
このおかげでGoogleが使えない。そして中古Iphoneに偶然入っていた百度は、すごく検索機能が弱い気がする。

せっかく田舎の陽朔から都会の広州に来たので、繁華街の上下九歩行街に来た。
道路もそんなに広くなくて、良い感じである。
くっついてくる客引きはちょっと怪しいが私が中国語がいまいちなので諦めてどこかに行った。

上下九歩行街を歩き終わったあと、次はどこにいくか考えた時、ふとアフリカンタウンが広州にあることを思い出し、まだ時間があるので行ってみることにした。

知っている情報は、

1.売り物は主に服
2.なんかアフリカに服を輸出するビジネスをしているらしい

ということだけだ。そしてGoogleが使えない・・・

場所がわからないので、なんとなくホテルのおばさんに聞いてみたところ、「己経没有」と返ってくる。「そうかぁ…」と諦めるわけはなく、もう一人「治安」って腕章をつけている警察っぽいおじさんに聞いてみると「不知道」と返答、でも「非洲人XXX(わかんない)XXX在さんいぇんりー」みたいな感じなのでMTRの地図を出してみる。

おじさんは2号線の「三元里」を指さすのでとりあえずそこに行ってみる。
三元里駅のチケットカウンターにいる駅員さんに「知不知道非洲人街?」と書いて発音しつつ画面を見てもらって聞いてみる。そうすると駅員さんは首を振る。

しばらく駅構内を歩くと、第一アフリカ人を発見… ついていってみることに

とりあえず外に出てみると、布屋や服屋がたくさんある。ここっぽいなという感じがする。
だけどどうも漢字の看板が目立ち別にアフリカっぽいってわけでもない。
ただ服を買い付けているアフリカ人がたくさんいるだけだった。

黒いビニールに服を包んでいるアフリカ人(国籍不明)に、アフリカ人街について訊いてみる。
「Not here, it is Xiaobeiというので、また地図を見てもらう。なぜかアフリカ人と中国語で会話…でも英語の方がMuch betterらしいので、英語に切り替え。

「I thought you were Chinese」と言っている。

どうもXiaobeiは1号線の小米らしい。とりあえずまた地下鉄で移動する。

この区間で、やたら地下鉄の中で段ボールや黒ビニールに包まれた謎の荷物を運びこむ集団が目につく。

 

そして小北に到着。駅から外に出てくる。

 

 

ただ駅から出た感じ、ペルシア語らしき看板が出てきてアフリカとは違う感じに・・・
そしてハラル対応の店がたくさんある。
歩道橋を上がって下りて、この角を左に曲がると…
アフリカンフードレストランが出現!!
店員さんは中国人だった。そして肉料理が中心っぽい。
奥の方へ進んでみる。道は結構細い。
で、スーパーマーケットらしき建物が出現。
スーパーがあるってことは大きなコミュニティー(市場)や定住者がいると考えられる。
そしてこのアフリカタウンで一番儲かっている店の一つ
意外とUPSやフェデックスとか、DHLとかを利用しているらしい。
つまり、アフリカでもちゃんと届くっぽいことがわかる。
佐川急便とか、中国貨運航空はなかった。
そして中国の安いソーラーパネルも売っている。
アフリカの非電化地域向け?
クリスマス前の12月、街にはアフリカ人は実際そんなに多くなかったように思える。
しかし、ウェアハウスのオファーらしきものがあるほど、取引量は多いのかもしれない。
(実際はよーわからん)
ソマリアの国旗発見
実態はよくわからないので、飛行機には乗らないものの、
広州白雲国際空港まで行ってみることにした。
地下鉄に乗り込む
広州は中国南方航空の母港だけど、それを無視しても、
KQ(京浜急行ではなくケニア航空)のナイロビ行や、エジプト航空のカイロ行などがある。
東アフリカ地域へのアクセスが強いことがわかる。
なので、香港やシンガポールからあるケープタウン行きはない。
ちなみに、香港にもアディスアベバ行きはあるようです。
(アディスアベバはナイロビに次いで東アフリカで2番目に大きな都市)
他にも
テヘラン行き(マーハーン航空)
リヤド行(サウディア)
などがある。
でも広州って中国で3番目にでかい都市なので、そのくらいはあるかもしれない。
問題は客層がどんな感じかとかそういうことだと思われる。
白雲空港到着。なんか苦しい国際線の案内
で、上記の人間より段ボールの方が目立つレーンは、
エチオピア航空のアディスアベバ行き。
調べによると、最新鋭の787や777をこの路線に突っ込み段ボールの輸s…
ではなく満員御礼でご利用を頂いているようです。
つまり見た感じ、「ビジネスユース」のお客様が多いような感じで、
中身は商品なのか、土産なのかといった感じです。
つまりこれだけの人数が広州とエチオピアを行き来しているようです。
中国人は3人くらいいましたが、ほとんどエチオピアの人だと思われます。
そして、エチオピア航空、ケニア航空、エジプト航空、エミレーツ航空、カタール航空のカウンターの前にのみ、中国海関からのお知らせが・・・
あと、トルコ航空のイスタンブール行きがあるのですが、
こちらはアフリカのお客様にはあまり利用されていないようでした。
エミレーツ航空はそこんところの、ハブ&スポーク戦略は上手いです。
思ったよりアフリカンタウンの市場規模は大きく、
(段ボール)の規模の大きさに圧倒されました。
主に東アフリカ地域が中心のアフリカタウンのようです。
ちなみに成田にも今度エチオピア航空来るらしいです。