海外を旅行するとき、特に発展途上国に旅行、滞在する際に、食事や、傷、血液や動物などを通じて媒介するウイルスから命を守るために、予防接種は必須のものとなっている。ただ、数多くあるワクチンの中から何を予防接種するか、ということについては私もよくわからなかった。
予防接種をしてくれる場所や、何を接種するべきかという指標を知るために、厚生労働省検疫所が下記のURLで紹介している情報がとても役に立った。
http://www.forth.go.jp/useful/vaccination02.html
中でも黄熱病に関しては、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)を入国の際に要求している国は多く、自分が日本出身でも黄熱病に関連する危険性のある国を通っていたり、そこに滞在していた場合は、イエローカードを要求される可能性はあるかもしれないと考えた。
「要求してるマレーシアとか行ったけど、入国審査官がわりと満遍なくパスポートのページを見てたのはこのため?」とか思ったり。
また、イエローカードは要求しないものの、アルゼンチンのように黄熱病に感染する危険性が高い国もあるので、黄熱病の予防接種は必須と言えるだろう。ただ、予防接種の前後1ヶ月は他の予防接種ができず、また、タイ王国などでも予防接種ができるということで、
今回はタイでの予防接種に挑戦してみることにしようと思う。
また、成田空港の第一ターミナルでも予防接種ができるようですが、週1でしか実施していないし、他の機関でも予防接種ができる日が限られていることが多い。
予防接種の情報ももちろん厚生労働省のホームページでGetした。
例えば皆見てみさそうなウユニ塩湖を擁するボリビアは下記のように書いてあった。
そのため、今回は噛まれたら24時間に打たれないと死ぬらしい狂犬病と、蚊を媒介として感染し、後遺症や死に至る可能性のある日本脳炎を接種しようと考えていた。
理由は単純に怖いし、後遺症とかは嫌だという理由だ。
ただ、実際に病院に行って医者と面談したところ、渡航ルートや、どっち周りで行くか聞かれ、その結果、実際には日本脳炎と狂犬病は接種せず、代わりに南アメリカに行く際に優先度の高い予防接種を実施した。
予防接種を実施する前に予めある程度ルートを決めていると、医者との面会をする際に、より実りの多い時間になるのかなと思った。