昨日の夜から激しい頭痛に襲われたため、今日は早起きしてクリニックに行った。

まずここで、会社からもらったPanel Doctor listもしくはClinic listを見て、指定した医者に行く。指定された医者に行くと会社が契約している保険会社の保険が使えるからだ。

(私の場合、医者に行くのは11回になっている)

職場の近くのパネルクリニックに行く。朝一番に来たので直ぐに見てもらうことができた。それでも死にそうな顔をしながら椅子で10分くらい待っていた。

医者に通され、医者は「Please sit down(座れください)」という。How are you, today?と聞かれるのが、I’m fine, than…とか絶対に行ってはいけない。

I suffered from headache, maybe it’s because of feverと言って熱を測ってもらう。

Probably, this is デンジーなどという。デンジーとか何か聞き取れないので書いてもらうとDengueと紙に書いた。こういう時に知ったかぶりやわかったふりをすると危険なのでちゃんと聴いたほうが良い。

そして注射され、血液テストを受けることになる。そして抗生物質?かよくわからない薬が処方され、メールアドレスを聞かれる。デング熱は警戒対象ということで、お電話で血液検査の結果次第ではお電話でお呼ばれするのだろう。

なお、病院での治療費は会社から支給された保険のカードを使うため、一切お金はかからないし、その場で一度払う必要も無い。

受付から会社を休む時に必要なCertification、この人は具合が悪いので労働に適していませんという内容の証明書を貰う。これを貰いそびれると大変である。

 その後会社に電話をし、理由を説明し、会社を休む。シンガポールの会社では契約によるが、Sick Leaveというものがあり、休んだ日は有給で、有給が減らされるということはないし、給与が減るということもない。

 サボってる人もいるが、サボりすぎるとパフォーマンスに影響が出て「解雇」という形で落とし前をつけることとなる。

 デング熱という言葉を聴き、なんかとんでもないことになったなと思ったので、デング熱について調べてみることにした。デングウイルスは蚊によって媒介され。デングウイルスに感染した場合、約8割は発熱のみで留まるが、ごく稀に生命を脅かす事態に至るとのことだった。

 そして、シンガポールではデング熱が流行しているようだった。医者がいきなり「デング熱かもしれないですね」なんて言うのもわかる気がする。なお、デング熱にかかると血小板が減少し、合併症のリスクも高まる。他にも蚊が媒介する病気にはマラリアや日本脳炎、黄熱病などがある。

 そのため蚊の繁殖が行われる水溜りを放置することを禁止する法律がシンガポールにある。日本では変な法律として紹介されていたこの法律もシンガポールではとても大きい意味を持つのだ。

 水溜りは特に工事現場にできるため、水溜りを放置した管理責任者には多額の罰金が課せられる。また同じような法律や条令が他の国や地域にもできているらしい。

 

その後メールボックスを確認してみると、以下のような内容のメールが届いた。

Hi
The results show bacterial picture. Thus the antibiotics I gave you should help. The platelets are normal at 220.
Pls let me know if you are not better by tomorrow.
Regards,

どうやらデング熱ではないようであった。